なんだか変な食べ合わせ

  • 2010.08.26 Thursday
  • 18:29




モロッコで生活を初めて3年目。

前々から感じていたこと。

モロッコ人の食べ合わせって

日本の食卓で育った私からすると、ちょっと変。



朝ごはん。

都市部での朝食は、現在ではパンにバターやチーズといった

簡素な食事の家庭が多いようですが

ここベルベル村では

一番に起きた人が釜戸に火を入れ

スープ(ハリーラ)を煮ることから始まります。



モロッコのハリーラというと

トマトベースのひよこ豆入りのものを

想像される方が多いかと思いますが

実は、ハリーラには様々な種類があります。



ベースは、畑で収穫した小麦や大麦。

これらを石臼で挽いたものや

小麦粉を手作りクスクスのように少しこねて丸めたもの

さらに、小麦粉と一口に言っても粉の大きさや種類によって様々。



このような自家製ハリーラは朝食に欠かせません。

このハリーラは、ナツメヤシの実と一緒に食べられます。

多くの場合、牛乳や塩で味付けられる

比較的軽いテイストのものですが

ナツメヤシの実は、甘〜い…

日本人の感覚からすると、お菓子やおつまみに味噌汁といったところでしょうか。







さらに、現在お庭で鈴なりになっているイチジク。

一般的に、フルーツに分類されると思いますが

ここベルベル村では、このハリーラと一緒に食べられます。



現在、ラマダーン中のベルベル村。

断食明けのフトールには

お庭のイチジク、ナツメヤシの実、激甘シュッバキーヤ(カリントウのようなお菓子)

そしてハリーラが欠かせません。

単品でいただくとどれもおいしいのですが

やはり、ハリーラを飲みながらのイチジクは、なんだか変な感じ。

でも、「イチジクはデザートに。」なんて甘い事を考えていると

あっという間に、皆さんに食べられてしまうので

すかさず手を伸ばしてしまう私。

おいしいものは、どこでも「早い者勝ち」です!



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comida de Rif

  • 2010.07.10 Saturday
  • 03:30




リーフ地方は、スペインの植民地支配を受けたこともあり

また、スペインとの地理的隣接性から

この地域はスペイン語を話される方が多い。

ラジオも、ほとんどスペイン語放送。

子供たちが「ボンジュール、マダーム!」と話しかけてくる南部と異なり

「オラ!アミーガ!!」と変化。



そんな中、お食事も南部のそれとは、少し違うみたいです。

アブちゃんは、コックさんということもあって

「リーフのタジンにトライしてみたい♪」と。



最初に食べたシャフシャーエンでのチキンのタジン。

出てきたものは、タジンに盛られた煮込み料理…

つまり、予め鍋で炊いたお肉と野菜をタジンに盛り付けただけ!

タジン鍋を使用するからこそ、あの野菜とお肉の味をひき出せるというもの。

もちろん、タジンは本来「煮込む」という意味ですので

野菜とお肉を煮込んだことには変わりないのですが…







次がこの海沿いのレストランで食べたお魚のタジン。

私、これまでお魚のタジンにハズレはありませんでした。

しかし、ここのタジン、見た目は美味しそうであっただけ

はっきり言って期待外れでした…

何というか… 何か違うんです。

何か味の濃いスパイスが使われているというか…

全体的に香辛料と油の入れすぎというか…



その後、地元の方お勧めのローカル食堂等も試しましたが

結局、「美味しい!」と言えるタジンに出会えませんでした…

何人かの地元の方と、カフェでリーフのタジンについてお話ししたところ

「タジンは、南部のほうが美味しい」と。

もちろん、美味なものもあるのでしょうが…



パエリヤ好きの私としては

リーフでも、もちろんパエリヤにトライ!

こちらは、本場に近い分、美味しかったのです!!

そして、ナドールで飲んだトマトテイストのハリーラ。

これは美味!!お魚でダシをとっているようで

こってり感がなく、さわやかな味。







一番のお気に入りは、このミントティー。

リーフでは、ソフトドリンク用のグラスに

ミントがたっぷり入れられたお茶が出てきます。

フナ広場でも、一部のお店でこのような出し方をしているようですが

ここでは、それよりも一回り大きなグラスを使用しています。

飲んだ感が味わえて素敵♪



そんなこんなで、至る所にある浜辺で久々に夏の海を満喫!

波を楽しみたいのなら大西洋岸をお勧めしますが

瀬戸内育ちの私としては、やはり波の穏やかな地中海沿岸!!

人であふれているこのビーチは

国王が滞在中だったフシーマ。







続いてナドール、スペインの飛び地メリリャを訪問。

飛び地へ抜ける出入国管理区域は

みなさん、厳しい目をしておられます。

私も、あれこれ聞かれたあげく、警察所へ送られ

「アメリカ人と働いているんでしょ?」

などと訳のわからないことを言われました。

結局、最近少しはマシになったアラビア語で

不審者ではないと「モロッコ人女性の口調」で説明した後

無事、出入国完了!!

といっても、ナドール発行のパスポートを手にしているモロッコ人は

ビザ無しでメリリャへ入れるようで

「国境」を出入りする人の波が途切れることはないようですが。

不法移民問題、領土問題を抱えるこの地域。

なんだか得体のしれない「必死な想い」が人の表情から伝わってくるようでした。


レモンの花茶

  • 2010.03.05 Friday
  • 02:47






一面に広がる菜の花

すくすくと育つ小麦

背後に聳える白いアトラス

ベルベル村が一年で最も色に溢れる季節です



マラケシュの冬の冷え込みは厳しく

零下を記録することもしばしば

そんな長い冬も終わり

ポカポカ陽気の中、お花を楽しむ春の到来



お庭では、杏やレモンの花が咲き始めました

桜に似た杏の花

この花を見ると

卒業、新学期、出会い、別れと

春のどこか切なく、されど希望にあふれる

そんな感覚が思い起こされます



さて、先日ある方に教えていただいた通り

早速、杏の花のお茶にチャレンジしてみようと

花を持ち帰り、丁度お茶を飲んでいたアジジに

「花茶よ〜」と花をお茶に入れようとした瞬間

「その花じゃない!」と…

そのまま席を立ち、何やらお茶用の花を持ってきてくれるのだとか







現れたのは、レモンの花のつぼみでした

言われた通りにこれをお茶に入れてみると

うーん

まさにレモンティー!!

つぼみのほうが、レモンのスライスを入れるより風味があるみたい

あまりつぼみを取りすぎると

レモンの実が減りそうなので、ほどほどに

しかし、一度口にすると癖になりそうな素敵なテイストでした



次回は、杏の花で試してみます(*^^)v

ベルベル村の「女性の日課」パン作り

  • 2010.02.10 Wednesday
  • 04:31




モロッコの主食は、パン

円形で平べったい形が特徴のパンは

朝食や昼食時に限らず

お客様が来られた時にも持成されます

各家庭によってドライイーストや塩、砂糖の量が微妙に異なり

独自の味が楽しめます



ベルベル村では、多くの家庭が畑で収穫した小麦粉(強力粉含む)を使用し

ほぼ毎日、家庭でパンを焼きます

この「女性の日課」は、実は大変な力仕事

まずは、写真のように麦を石臼で挽き麦粉を作成

「ゴロゴロゴロゴロ…」重そうな臼の動く音が響きます

次は、麦粉を篩にかけ、粉に繊細さを与えます

そして、それに塩、ドライイースト(ハミラ)などを混ぜ合わせ

ぬるま湯を加えながら力一杯、生地をこねていきます

多くの場合、家族全員の一日分の量を一度に作りますので

生地が重く、混ぜ合わせるにも一苦労…







生地が馴染んでくると、写真のように形を整え

しばらくしてパンを平らに広げ発酵させます

夏場は、発酵時間など無くても

最後のパンを平らに広げた時には最初のパンはすでに発酵済みですが

冬場は太陽を最大に利用して

発酵生地を包む布やヤシの葉でできた入れ物を温め

発酵を早めるよう計らいます







後は、釜戸に入れた火が落ち着くのを見計らって焼くだけ

平らなパンなので一つ、10分もかからないうちに焼きあがります

このできたてのホクホクしたパンに、自家製のバターをつけて食べると

とっても香ばしい♪



このパン作り、作業開始から終了まで約2時間

女性の皆さんの、この日課が

ベルベル村のエネルギー源を生み出しているのです

ある女性曰く「アガロム(パン)はガソリンのようなものよ」と


行きつけのレストラン

  • 2010.01.28 Thursday
  • 02:37




マラケシュ市内でランチをする時

しばしば利用する行きつけのレストラン

市内の中心から少し離れた

落ち着いた住宅街シディ・ユースフにあります

店名は特になく、「スナック」







オシャレな幾何学模様のタイルテーブル

沿道に飾られた鉢植え

清潔感のある店内

ウエイターさんのナイスサービス!!

そして、味の良い料理にお手軽な値段♪



お客さんは、地元の人ばかりで

メニューもモロッコ流ファーストフードといった感じ



この日は、フライドポテト、オリーブ

トマトとピーマンの煮込みとアダスというお豆料理が前菜

メインは鶏肉のケバッブ(焼き鳥)パン・サラダ付

すべて合わせて20DH(約220円)







特にトマトとピーマンの煮込みが絶品!

普通はパンにつけながら食べますが

スプーンを使用してスープのようにいくらでも食べられます!

今日もお腹いっぱいいただきました

ご馳走様でした〜♪



モロッコにお越しの際には

ぜひ地元っ子の多いレストランにトライしてみてくださいね!!

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