ラバト国際大学創立計画

  • 2010.09.23 Thursday
  • 13:36
モロッコの大学進学を考えていた私。

現在、拠点がマラケシュ周辺なので

マラケシュ市内のアル=カーディ・アヤードゥ大学(جامعة القاضي عياض)を訪問してみました。

サイトの情報によると、社会科学などの学科も開講されているようなので

入学の希望を事務局に伝えに行くと…



「そんなこと勉強してもお金にならない。ビジネススクールに行きなさい。」

と言われました…



実際、周りの学生にきいてみても

経済・マネージメント系、観光学、工学系、医療系、言語学など

仕事に結びつきやすい学問を選択されている学生さんが多いようです。



そんなこんな考えていると、こんな記事を発見しました。

「マグリブアラブ通信社(وكالة المغرب العربي للانباء)」の9月15日の記事より。



ムハンマド6世国王は、ラバトに隣接する都市サレに

ラバト国際大学を創設する計画を発表。

総額1億3970万ドルの投資が見込まれる同計画では

2015年までに5000人の学生を収容できる学生寮を建設。

そのうち、20〜30%をサハラ以南の学生が占める見通し。

主要研究科目は、航空学、建築学、環境学、自動車・鉄道工業、

再生エネルギー、情報テクノロジー、デザインなどに及ぶ。





モロッコは、アフリカ地域の旧フランス領出身の学生を積極的に受け入れ

地域の学術拠点として成長していく計画を立てているようです。

そうなると、やはりフランス語に力を入れた教育が行われるのでしょう。



モロッコの第二言語は、フランス語(スペイン語)。

ベルベル語話者の中には、アラビア語は話せなくてもフランス語に堪能な方も少なくない。

そして、JICAをはじめ専門調査員や派遣員が必要とされる言語も、フランス語。



地域に密着した生活の中では、アラビア語(マグリブ方言)は欠かせませんが

植民地支配を受けた時代からフランス語がモロッコ社会に根付いているのもまた実情。

言語は、民族のアイデンティティを規定する一種のシンボルである一方で

地域間の協力に欠かせない手段ともなっているようです。



ちなみに、この国際大学にも、期待した社会科学系・国際関係学系の研究科がありませんでした…残念!





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