マラケシュのカフェ「アルガーナ」での爆破事件(追記)

  • 2011.05.01 Sunday
  • 00:45
世界遺産、フナ広場に面する

カフェ「アルガーナ」での爆破事件から2日経過しました。

徐々に事件の詳細が明らかになってくる中

先日書いた「店長日記」の情報と相いれないものもあり

本日は、その修正を兼ねて追記します。



昨日、市内に用事があったアブチャンは

フナ広場周辺も通りかかりました。

市内では、通常通り、観光客の姿も見かけたそうですが

フナ広場周辺は警察や捜査官が多く、異様な雰囲気があったようです。

また、事件のあったアルガーナ・カフェの破壊の程度は

テレビなどで見る以上で、聞いた話によると

爆破時に、フナ広場の反対側の銀行周辺にいた外国人観光客は

カフェからのガラスの破片によって軽傷を負ったとのことです。



爆発発生直後は、ガス爆発や自爆との話もありましたが

アルジャジーラ(30日付け)では

金曜日、モロッコの国務大臣が伝えたところによると

遠隔操作のできる装置を用いての爆弾「テロ」の疑いが高いとか。

一方で、政府の広報は、「同事件を『テロ』と断定するにはまだ早い。」

と慎重な意見を述べています。

死者は、16人。そのうち13人の身元が判明しており、

多くがフランス人、オランダ人、イギリス人、カナダ人など

外国人であるそうです。



2010年にモロッコを訪れた観光客の数は

900万人を超えている。

このような観光収入に支えられたモロッコは

経済的にも、大きな打撃を被ることになるでしょう。



大使館からも注意が促されているように

マクドナルドやZARAなどの外資系店舗や

お酒を扱うマルジャンやアル=マザールなどの大型スーパーへの

立ち入りを自粛することが、危険回避へとつながるようです。

このような事件が頻発する可能性もありますので

十分に気をつけましょう。







にほんブログ村 海外生活ブログ モロッコ情報へ
にほんブログ村

スポンサーサイト

  • 2019.08.18 Sunday
  • 00:45
  • 0
    • -
    • -
    • -
    コメント
    爆発の大きさはかなりあったようですね。

    被害者の方のご冥福をお祈りすると共に、モロッコに住む日本人・モロッコ人の友人達の受けた精神的ショック、そしてこれからの観光産業が受ける打撃に胸が痛みます…と言っても、きっと多くの日本人にとっては「遠い国の、死者が数十名しか出ていない出来事」「そんなこと知らなかった」になるのでしょうね…と思うと別の意味で胸が痛みます。

    福島の放射能問題で、風評被害の残酷さを身を持って実感中の私ですが、モロッコも同様に「やっぱりイスラムの国は怖い!」みたいな、底の浅い風評にまどわされないよう…かと言って逆に、何も考えずに無責任に危険を楽観視もされないよう…私にできることは、何かないか…願うことしかできないのか?と、モンモンとしています。

    遠く離れていても、モロッコは私にとっても第二の故郷的存在の特別な国。この思いと、モロッコの今後への願いを共有することのできる人が周囲にいないことが、また別の意味で胸が痛みます。痛みっぱなしです。

    この先、同様の事件が繰り返されませんように…。
    モナミーヌさん

    コメントありがとうございます。
    モナミーヌさんが懸念される通り、日本ではイスラーム諸国に対する偏見が聞かれる場合がありますね。この度のモロッコの事件も、そのような風評に拍車をかけないように、慎重に報道されるべきだと思います。

    モロッコは、イスラーム諸国の中では比較的安定している、旅行しやすい国として知られていました。最近では、「タジンの国」、「砂漠の国」など日本での人気も上昇していましたが、表面的な認識にとどまっていたような気がします。実際には、貧困格差の大きく、他の国家と同様に社会不安の要素を多く抱えた国であると言えます。

    観光客を標的とした事件であっただけ、今後の観光業に与える影響は大きいと思います。特に日本人は、このような事件に敏感に反応しますので、日本人観光客は、大幅に減少するでしょう。もちろん、安全が確保されているとは言い難い(どこでも同じかと思いますが)ですので、その選択は正しいと思います。ただ、「ブーム」に踊らされて、収入を期待する現地の方の状況を考えると、なんとも痛ましいです。

    中東、北アフリカの状況を見ても、安全とは離れた方向に進んでいるように思います。今後のモロッコの情勢も、大変厳しいものになるのではないかと思います。
    • marojap
    • 2011/05/01 8:18 PM
    コボと申します。
    東京在住の大学院生(男)です。
    突然コメントしてしまいすみません。

    実は私は来月6月1日〜12日でスペイン経由で友人2人とモロッコを旅する予定でいましたが、今回のマラケシュでのテロ報道を受け、控えるべきなのか迷っています。
    亡くなられた方々のことを思うと胸が痛いです。

    日本では事件についてはニュースで報道されましたが、その後の現地の状態に関してまでは情報がないため判断できず、情報を求めています。

    そんな折、ブログを拝見させて頂きました。貴重な情報で大変参考になっています。マラケシュにお住まいと拝見させて頂きましたが、現地にお住まいの方から見て、現在のモロッコ国内は、旅行ができるような情勢ではないのでしょうか。また、今後の情勢の見通しについて何か情報をお持ちでしたら、教えて頂けないでしょうか。

    私は何年も前からモロッコに行きたくて、今回やっと旅行が実現することになったので、今でも行きたい気持ちは強いのですが、感情に流されず、冷静に判断すべきとも思っています。
    • コボ
    • 2011/05/02 1:48 AM
    コボさん

    ブログをお読みいただきありがとうございます。

    モロッコ旅行を考えていらっしゃるのですね。
    6月は、暑さの厳しいころかと思いますので、帽子をかぶる、水分をしっかり取るなど対策をしていただくと良いかと思います。

    さて、先日の爆破事件の影響ですが、現在のところ、市内では観光客は通常通りにご旅行を楽しんでいるようです。この事件を受けて、セキュリティーも強化されていますし、運が良ければ、なんの問題もなく観光していただけると思います。

    現地の方は、特に変わったことはなく、通常通り、生活されています。交通機関、観光業関連にも大きな変化があるとは、今のところ聞いていません。

    ただ、このような無差別攻撃というのは、いつ、どこで発生するのか分りませんので、絶対に安全ですとは言えません。警備は十分に行っていても、限界があります。また、「テロ」の場合は、犯人の政治的な意志を反映している場合が多いですので、被害が大きくなる傾向にあります。

    また、モロッコの情勢を見る限り、今回の事件は「突然で驚いた」というよりは、「ついに発生した」というニュアンスのほうが強いです。さらに、本日のビン・ラーディンの死を受けて、アル=カーイダ系の集団が報復攻撃に出る可能性も示唆されています。

    このような情勢ですので、最終的には、ご自身の判断を信じられると良いかと思います。モロッコにいらっしゃる場合は、ブログにも書いておりますが、マクドナルドやディスコ、大型スーパー(マルジャン、アーシマなど)、外国人に人気のあるカフェ、お酒を取り扱うバーなどは避けたほうが良いかと思います。

    お役に立てたかどうかわかりませんが、現地情報も追記してまいりますので、また何かございましたらお気軽にお尋ねください!
    • marojap
    • 2011/05/02 8:24 PM
    marojapさま

    貴重な情報提供と、気候へのアドバイスまで頂きありがとうございます。

    私はスペイン経由でタンジェに入ろうと思っていました。とりあえずパリ往復までの航空券はとっているので、今後の様子を見て、モロッコを旅程に含むかどうか判断しようと思います。

    その後、ビンラディーンの氏の報道を受けて、この先どうなるか、ますます見えなくなってきましたね。

    でもやはり、イスラム建築と、マラケシュやフェズのメディナには行ってみたい・・・。大学院で建築デザインを学んでいます。

    ありがとうございました。
    今後もブログ拝見させて頂きますね。

    • コボ
    • 2011/05/04 10:33 PM
    marojapさま

    貴重な情報提供と、気候へのアドバイスまで頂きありがとうございます。

    私はスペイン経由でタンジェに入ろうと思っていました。とりあえずパリ往復までの航空券はとっているので、今後の様子を見て、モロッコを旅程に含むかどうか判断しようと思います。

    その後、ビンラディーンの氏の報道を受けて、この先どうなるか、ますます見えなくなってきましたね。

    でもやはり、イスラム建築と、マラケシュやフェズのメディナには行ってみたい・・・。大学院で建築デザインを学んでいます。

    ありがとうございました。
    今後もブログ拝見させて頂きますね。

    • コボ
    • 2011/05/04 10:33 PM
    コボさん

    大学で建築学を学ばれているのですね!
    モロッコのイスラーム建築も目を見張るものがあり、メディナやマドラサなどの歴史的建築を見学されると面白いかと思います。

    また、パリから陸路で来られるのでしたが、スペインのイスラーム建築もぜひご覧になったらどうでしょうか。イスタンブールを訪問しても感じましたが、歴史的に文化が交差した地は、独自の発展があり、興味深いです。(個人的な意見ですが)

    それでは、お気をつけてご旅行を楽しんでくださいね(*^_^*)
    • marojap
    • 2011/05/09 3:47 AM
    コメントする








        

    PR

    calendar

    S M T W T F S
        123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728293031
    << August 2019 >>

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    • “Fair”「平等」の観点とは?−フェアトレード活動を通じて―
      はま (07/30)
    • “Fair”「平等」の観点とは?−フェアトレード活動を通じて―
      marojap (07/28)
    • “Fair”「平等」の観点とは?−フェアトレード活動を通じて―
      はみがき (07/11)
    • “Fair”「平等」の観点とは?−フェアトレード活動を通じて―
      はみがき (07/11)
    • ソラマメ丸焼きとグリーンピースのタジン
      marojap (04/30)
    • ソラマメ丸焼きとグリーンピースのタジン
      はみがき (04/30)
    • モロッコ方言アラビア語、ミニ講座?動詞の活用
      三毛猫 (04/01)
    • モロッコ方言アラビア語、ミニ講座?動詞の活用
      marojap (01/26)
    • モロッコ方言アラビア語、ミニ講座?動詞の活用
      履歴書 (01/21)
    • オリジナル「ボ・シャルウィット」 −生産者と消費者の枠を超えて―
      trivago (11/12)

    recommend

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM