太陽が帰ってきました!!

  • 2013.01.29 Tuesday
  • 05:12






北緯69度のトロムソ。

2か月続いた極夜もようやく明け

太陽の光が帰ってきました!

最近では、朝の9時ごろから

お昼の3時くらいまで日の光が感じられます。

やはり、外が明るいと、心も高揚気分。



年始から雨が降ることも多く

せっかく積もった雪が溶けては凍り、

スケートリンクのような道を学校まで通っていましたが

ここにきて一気に雪が積もり、

一面真っ白に雪化粧したトロムソ。

日曜日に学校に向かっていると

地元の人たちが家族連れでクロスカントリーを

楽しんでいる姿を見かけました。

トロムソの方、スポーティブな人が多く

積極的に外に出て、体を動かしている姿をよく見かけます。

逆に、「寒い〜」といって閉じこもっていると

外もずっと暗いですし、気分が沈んでしまうからかもしれませんね。

外に出て、気分転換を図るのが一番!!!



私の場合は、最近バス代が大幅に値上がりして

40クローネ(約700円)とこの物価の高さについていけないため

地道に歩いて通学しているというだけですが…

なにせ山道のような坂を登っていきますので

学校に着くころには、体がポカポカしてきます。

往復1時間と、景色は楽しめるし、良い運動です!!









さすがノルウェー。

うちの近所にもクロスカントリー用のトラックがあり

犬の散歩にソリ遊び、スキーにと

久しぶりの明かりと新雪を楽しむ人でにぎわっていました!

空気も透き通り、さわやかな気分です!(^^)!

極夜が明け、北極圏の長い長い冬も後半戦突入といったところでしょうか。







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天に現れる白い竜、「オーロラ」

  • 2012.12.15 Saturday
  • 18:32
モロッコの透き通った空気の中でみる一面の星空。

ノルウェーの凍りつく大気の中でみる天の光、オーロラ。

どちらも比べようがないほど、幻想的。



今年は、「オーロラの当たり年」とも言われ

日本からの観光客のお客様も多く訪れているトロムソ。

北緯69度に位置するトロムソは、

ちょうどオーロラ帯と呼ばれる

いわゆる「オーロラが良く見える場所」にあるため

それはそれは、毎日のようにオーロラがでています。



すでに、極夜を迎え、11頃から1時間ほど薄明かりが広がる以外は

真っ暗な季節を迎えているトロムソ。

そんな中、この空の光が頭上に現れ

この地域ならではの冬を演出しています。



現地で伝わるオーロラ伝説では、

この光は「死者の魂」を表現するといわれ

あまり、肯定的なとらえ方をされていません。

やはり、メカニズムが解明されにくい怪奇現象だけあり

その解釈方法も様々のようです。









現地の人にとっては、生活の一部となっているオーロラも

留学生たちには、なかなかお目にかかれないもの。

今週、トロムソに来て以来最大のオーロラをみました!!

やはり、デジカメでは限界があり、残念なお写真となっていますが…

こんな大規模なオーロラを見たのははじめて。

オーロラは、なんといってもその動きが神秘的。

じわっと広がり、流れるように動き、そして消えていく…

まるで白い竜が空をゆっくり泳いでいるよう。



暗い極夜を乗り切るために

天が与えた贈り物のようでした!!






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NAFA 映画祭

  • 2012.09.01 Saturday
  • 04:01






8月23日から4日間、トロムソで開催されていたNAFA 映画祭。

この映画祭では、文化人類学の知識をもとに、異文化理解や世界の現状を

視覚的に表現したドキュメンタリーを鑑賞することができます。

今回の映画祭では、300本近いドキュメンタリーの中から選ばれた

20本近い作品にお目にかかれました。



トロムソ大学では、“Visual Cultural Studies” という修士課程のコースで

専門的に上記のテーマをもとにしたフィルム制作方法を学ぶことができます。

世界の中でも、まだ新しい分野のようです。

一緒に住んでいたエストニア人の映画がめでたく入賞したのをきっかけに

出かけてみたのですが、これがとても面白かったです。



多くが学生で、彼らの視点からとらえた問題意識を表現していますので

話題が新鮮で、形式ばってなく、かつメッセージ性がありました。



お勧めは、こちらです。

“Europaland. A Journey into popular Cameroon” (Balz Andrea Alter, France / Swizerland, 2011)



カメルーンを舞台にしたお話で、

現地の人が「ヨーロッパ」に抱くイメージと

現実に欧州に出かけ生活を経験したカメルーン人が感じたこと。

「パラダイス」と夢を抱いてきた現実のヨーロッパは

実は、カメルーンと同様に、人が日常生活を営む場所であった…



人は、自分にないものに憧れ

また見えないものに幻想を重ねますが

一端手に入れてみると、そのギャップに失望することがあります。

また、同時に、自分の持っていたものが

いかに尊いものであったかを気づかされることもあります。



そんな「現実」をうまく描いたお話でした。

機会があれば、ぜひ観てみてくださいね!

太陽光、充電中!!

  • 2011.12.24 Saturday
  • 17:36




ノルウェーといってもその最北に近いトロムソは

11月の中旬から1月の中旬まで極夜といって

太陽が昇らない時期があります。

かといって、一日中真っ暗なのかというと

そうでもなく、天気が良ければ薄らお昼ごろ明るくなることも。



こちらの写真は、お昼の12時ころのものです。

大学内で撮影したもので

左側の階段は、雪を溶かす機能が備え付けられているため

積雪がありません。

校内には、このような通路が多く見かけられます。



今年は、積雪が遅く、12月に入ってようやく

真っ白になったトロムソ。

緯度のわりに寒いと思うことはそうそうありませんが

このような北極圏の地で生活するのは初めてですので

色々なことが新鮮な体験です。







例えば、現地の方も含め、太陽光から得るエネルギーの代わりに

フィッシュオイルを摂取したり

人工的な光を浴びる場所が学内に設置されていたりします。

この時期には、ひたすら眠たくなったり、体がだるくなったり

ロシアの同じような地域から留学中の友達の話によると

「冬眠中のクマ」のようになるそうです。

自発的にスポーツを行ったり、

時計で生活をコントロールしないと、

午前か午後か分からなくなってしますという状況。



モロッコに帰ってきて

久しぶりに飛行機の中で太陽光を見たとき

その光が放つ強さに驚きました。

ここでは、毎日当たり前のように日が昇り、沈むリズムが流れていますが

それもが日常でない北の果て。

冬至を過ぎて、今度は白夜に向けてだんだんと日の光が戻ってくる時期を迎えます。

世界は広いな〜と改めて実感している今日この頃です。

しっかり、太陽光を充電してトロムソでの春期に備えたいものです。





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宗教と暴力 −殉教、救世、殺人―

  • 2011.12.19 Monday
  • 06:00
 



トロムソ大学で無事、1セメスター終了しました!

最後の論文は、少し重い課題を選択したため

思いの他、時間がかかり

極夜が続く中、黙々とデスクに座る日々が続きました…



論文の課題は、本日の題目通り、「宗教と暴力の関係性」について。

この授業では、所謂「カルト」と呼ばれる宗教と

既存の宗教がもつ暴力性を検討するというもの。



この授業、教授のスタンスから

トロムソ大学に来て一番興味深く取り組ませてもらいました。

参考図書は、Dying For Faith: Religious Motivated Violence in the Contemporary World

イスラームやユダヤ、そして禅を中心とした仏教にオウム真理教などの

新興宗教に内在する暴力性を解説したもの。

いかにして、宗教が暴力の理由として利用されるか。

テロリストはいかにして生み出されるか。

ジハードは聖戦として理解されるべきか。

などなど。



今回の論文では、オウム真理教とアル・カーイダに共通する点

(指導者のカリスマ性、信者が入信するまでの経歴、暴力に至った社会・政治的な背景)

を分析し、宗教と暴力の関係性について検討しました。

その間、一般的に論じられる所謂テロリストは、マインドコントロールを

受けた自己判断が不可能な個として理解されるべきか、という点についても考察。

9・11や地下鉄サリン事件を一部の洗脳されたテロリストの犯行として

片づけることは容易ですが、これらの実行犯一人一人が犯罪行為に至った背景をみると

一般の人と大きな相違は指摘されない。

要は、所謂イスラーム過激派と呼ばれテロ行為を実行する人間も

「カルト」にのめり込み犯罪行為に加わる人間も

「民主主義」や「自由」の名のもとに他国を侵略する行為が許される現状や

物質主義が横行し生きることの意味を見いだせない社会の中では

氷山の一角にすぎないということ。



様ざまな社会・政治背景の中で宗教が暴力の理由として利用されている。

この暴力の背景にある動機とは何か?

テロリストが殉教や救世の名のもとに至る暴力のメッセージ性をひも解かない限り

Action とReaction が繰り返され、

「テロとの戦い」に終止符が打たれることはないでしょう。



ともあれ、悪戦苦闘したものの、無事期限内に提出。

現在は、青い空が広がるモロッコでゆっくりしています!!

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